◆ はじめに
- 一語だけを思い出す課題が難しい
- 音韻が浮かばない
- 意味は分かるのに言葉が出てこない
といったケースでは、意味のネットワークに働きかける訓練が効果的な場合があります。
今回作成した「関連語・対義語・類義語からの語想起課題」は、
✔ 意味記憶
✔ カテゴリー化
✔ 語想起
✔ 注意の切り替え
をバランス良く刺激できる教材です。
◆ この教材の特徴
① 関連語(3語セット)で意味ネットワークを強化
〔例〕 朝 – 昼 – 夜
→ 時間軸、順序性、カテゴリーを捉える。
② 対義語(2語セット)で意味の対比を活性化
〔例〕 明るい ⇆ 暗い
→ 語の比較・意味の対比を活性化。
③ 類義語(2語セット)で語彙の幅を広げる
〔例〕 選択 ≒ 選ぶ
→ 「自分の言いたい語に近い別の表現」を想起する練習に最適。
④3種類の出題形式で注意の切り替え
1枚のプリントに関連語、対義語、類義語が
ランダムに出題されているので、符号により
注意を切り替える。
⑤ 印刷して使用しやすい形式
1ページに20問掲載し、そのままプリント教材として使用可能。
◆ プリントはこちらから◆
■問題
■解答例
一例としてご活用ください。
正解は複数あり、正答の許容範囲も
ケースによって異なると思います。
◆ まとめ
- 意味理解
- 語想起
- 認知的柔軟性
- 生活語彙の拡張
に非常に効果的なツールです。
ぜひご活用ください!
こちらもオススメ
■ ロジックツリー語想起
抽象度の異なる単語の想起をする課題です。
使い方を工夫すると記憶訓練にも活用できます。
■ ハイブリット語想起
一つのキーワードから
音・意味から単語をつなげて
表出します。
■ 音×カテゴリー語想起
1つの語頭音につき
指定された3つのカテゴリーから
語想起を行います。
■ 音×カテゴリー語想起30
指定された音とカテゴリーに
合う単語を次々に表出する課題です。
■ アナグラム
6or8文字から
2つの単語を表出します。
■ 語想起(SFA)
SFAのメソッドを活用した
語想起プリントです。

コメント